【2016.1月 連続セミナー ご報告】
■第4回 2016年1月17日(日)13:00~16:30
今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエル問題から~
講師:丸山まり子さん(特定非営利活動法人 開発教育協会)
ここ最近、イスラム世界のニュースは日本においても触れることが多く、日本人の関心度も高くなっていると切実に感じます。イスラム世界を題材にした回には非常に多くの参加者が集まります。今回も40人以上の申し込みがあったセミナーでした。
まずアイスブレイクとして簡単な自己紹介のあと、「平和だなって感じるのはどんな時?」と参加者の間で意見交換をしました。
・人の笑顔
・物があふれていること自体が平和
・ゆったりできる時間、環境
など様々な意見がでました。
その後クイズ形式で、パレスチナ、イスラエルのことを学びました。
次にロールプレイングでの「パレスチナの物語」
参加者が設定された役になりきって、これまでパレスチナ、イスラエルがたどった歴史、世界情勢を体験しました。
このロールプレイングをしていると、問題点が浮かび上がり、平和の解決の糸口がありそうに感じましたが、このロールプレイングの後にパレスチナの実態についてのビデオを見た時、それはとても簡単なことではないことがわかりました。
パレスチナの人たちが置かれた塀や柵に囲まれた閉ざされた生活、子供達が経験した恐ろしいこと。戦いは終わった。と言ったところで本当の平和を取り戻すためにはすごく時間のかかることなのではないかと、、、絶望的な気持ちになりました。
私がモロッコに住んでいたとき小さな街でしたが、、、ジュイフ(ユダヤ人)の学校跡がありました。
もしアラブの人たちとジュイフの人たちの間に憎しみがあったなら、とっくに壊されていたと思うのですが、ヘブライ語の看板もそのままにして誰かが住み着いていました。
確かに、そこに共存の歴史を垣間見たことを今回のワークショップで思い出しました。
今回私にとってファシリテーターとしての学びもたくさんある回でした。今回のファシリテーターの丸山まり子先生は元教員の方で、語り口も優しく心地よい時間でした。
もちろん丸山先生は今回の内容についてたくさんの知識をお持ちですが、パレスチナ、イスラエルの研究者というわけではなく、みんなで考える場づくりをするというファシリテーターとして皆さんの意見を引き出し、参加者の疑問にも共に考え、次につなげる。ファシリテーターの役割にについて私の中で勉強になることがたくさんでした。
この日のワークショップも参加者の意見で終わりましょうということで、参加者の方々が学び取ったこと、感じたこと、改めて思いを馳せたことなど数名の方に発表していただき終わりました。
【パレットミーティング】
この日の午前中にパレットのミーティングも行いました。
来月は今年度の連続セミナーの最終回、クロスロードの設問についての意見交換をしました。
前回までにできているクロスロード国際協力編に加えて、「寄付」をテーマにした設問について考えました。またその内容は来月?もしくは来年?
実はその話をしている中で、来年のテーマになりそうな話題も出てきました。
社会的なお金、ソーシャルビジネスやマイクロクレジット、コミュニティーバンクなど
何に使われているかわからない寄付よりも最近では、目的をはっきり提示して資金を集める動きなどがあり、そういうことについて学びたいなと盛り上がりました!
はい。今日も学びの多い一日でございました。
大人になって一生懸命勉強すると脳みそが本当に疲れます。( ;∀;)
ozatomo
2016年1月18日月曜日
2016年1月10日日曜日
2015年12月の連続セミナー ご報告
■第3回 2015年12月13日(日)13:00~16:30 メディアが語らないアフリカ 講師:ヴァージル・ホーキンスさん(大阪大学大学院 国際公共政策研究科)
久々に参加した連続セミナー。今回の講師はヴァージル・ホーキンスさん。日本生活も18年ということで流ちょうな日本語での講座でした。
日本の報道って「国際」の部分がすくないなぁと日々感じてはいましたが、ホーキンス先生の集計した報道時間の集計、特徴をみて改めて偏りがあるんだと実感しました。
私は協力隊としての活動地がモロッコだったのでモロッコでは色んな事がフランス方式でした。
その時、日本では外国=英語圏・・・アメリカというふうにとらえがちだなと感じていました。
世の中知らないことがたくさんあるとは思うのですが、自分から積極的にメディアにアクセスすることも大事だなと思いました。日本でアフリカの報道を積極的に受けようと思うと自分から記事を探しにいかないといけないし、大変なんですけど。
アフリカにはたくさんの開発援助が入っているのになぜ貧困から脱出できないのか?
そんなお話もありました。
ホーキンス先生は将来的にはアフリカ発の情報を日本語で発信することも視野に置かれているみたいでした。(公言して実行に近づける(自分にはっぱをかける?)と後でおっしゃっていました (笑))
国際社会の問題、日本にいるとつい他人事のように目を背けがちですが「見ようとしないといけない」と改めて思いました。知ることから始まる。小さいようで大きいことのような気がします。
次回は
■第4回 2016年1月17日(日)13:00~16:30 今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエル問題から~
講師:丸山まり子さん(特定非営利活動法人 開発教育協会)
参加費:
無料 *事前申し込みが必要
定員:
各回40名
対象:
教育機関関係者、教職を目指す学生、地域活動に取り組む方、開発教育に関心のある方
お申込み方法:
関連ファイル「2015年度 開発教育連続セミナーちらし」をご参照の上、お名前・ご所属・電話番号・E-mailアドレスを明記し、FAXまたは以下のホームページのメールフォームからお申込みください。
【申込先】FAX. (06) 6773-8421
(公財)大阪国際交流センターHP:http://www.ih-osaka.or.jp/news/20150916_3496/
*単回のご参加も可能です。
久々に参加した連続セミナー。今回の講師はヴァージル・ホーキンスさん。日本生活も18年ということで流ちょうな日本語での講座でした。
日本の報道って「国際」の部分がすくないなぁと日々感じてはいましたが、ホーキンス先生の集計した報道時間の集計、特徴をみて改めて偏りがあるんだと実感しました。
私は協力隊としての活動地がモロッコだったのでモロッコでは色んな事がフランス方式でした。
その時、日本では外国=英語圏・・・アメリカというふうにとらえがちだなと感じていました。
世の中知らないことがたくさんあるとは思うのですが、自分から積極的にメディアにアクセスすることも大事だなと思いました。日本でアフリカの報道を積極的に受けようと思うと自分から記事を探しにいかないといけないし、大変なんですけど。
アフリカにはたくさんの開発援助が入っているのになぜ貧困から脱出できないのか?
そんなお話もありました。
ホーキンス先生は将来的にはアフリカ発の情報を日本語で発信することも視野に置かれているみたいでした。(公言して実行に近づける(自分にはっぱをかける?)と後でおっしゃっていました (笑))
国際社会の問題、日本にいるとつい他人事のように目を背けがちですが「見ようとしないといけない」と改めて思いました。知ることから始まる。小さいようで大きいことのような気がします。
次回は
■第4回 2016年1月17日(日)13:00~16:30 今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエル問題から~
講師:丸山まり子さん(特定非営利活動法人 開発教育協会)
参加費:
無料 *事前申し込みが必要
定員:
各回40名
対象:
教育機関関係者、教職を目指す学生、地域活動に取り組む方、開発教育に関心のある方
お申込み方法:
関連ファイル「2015年度 開発教育連続セミナーちらし」をご参照の上、お名前・ご所属・電話番号・E-mailアドレスを明記し、FAXまたは以下のホームページのメールフォームからお申込みください。
【申込先】FAX. (06) 6773-8421
(公財)大阪国際交流センターHP:http://www.ih-osaka.or.jp/news/20150916_3496/
*単回のご参加も可能です。
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