2016年1月18日月曜日

今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエルの問題~

【2016.1月 連続セミナー ご報告】

■第4回  2016年1月17日(日)13:00~16:30
  今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエル問題から~ 
 講師:丸山まり子さん(特定非営利活動法人 開発教育協会)


 ここ最近、イスラム世界のニュースは日本においても触れることが多く、日本人の関心度も高くなっていると切実に感じます。イスラム世界を題材にした回には非常に多くの参加者が集まります。今回も40人以上の申し込みがあったセミナーでした。

 まずアイスブレイクとして簡単な自己紹介のあと、「平和だなって感じるのはどんな時?」と参加者の間で意見交換をしました。
 ・人の笑顔
 ・物があふれていること自体が平和
 ・ゆったりできる時間、環境
など様々な意見がでました。

その後クイズ形式で、パレスチナ、イスラエルのことを学びました。

次にロールプレイングでの「パレスチナの物語」
参加者が設定された役になりきって、これまでパレスチナ、イスラエルがたどった歴史、世界情勢を体験しました。

このロールプレイングをしていると、問題点が浮かび上がり、平和の解決の糸口がありそうに感じましたが、このロールプレイングの後にパレスチナの実態についてのビデオを見た時、それはとても簡単なことではないことがわかりました。

パレスチナの人たちが置かれた塀や柵に囲まれた閉ざされた生活、子供達が経験した恐ろしいこと。戦いは終わった。と言ったところで本当の平和を取り戻すためにはすごく時間のかかることなのではないかと、、、絶望的な気持ちになりました。

 私がモロッコに住んでいたとき小さな街でしたが、、、ジュイフ(ユダヤ人)の学校跡がありました。
もしアラブの人たちとジュイフの人たちの間に憎しみがあったなら、とっくに壊されていたと思うのですが、ヘブライ語の看板もそのままにして誰かが住み着いていました。
確かに、そこに共存の歴史を垣間見たことを今回のワークショップで思い出しました。

 今回私にとってファシリテーターとしての学びもたくさんある回でした。今回のファシリテーターの丸山まり子先生は元教員の方で、語り口も優しく心地よい時間でした。
もちろん丸山先生は今回の内容についてたくさんの知識をお持ちですが、パレスチナ、イスラエルの研究者というわけではなく、みんなで考える場づくりをするというファシリテーターとして皆さんの意見を引き出し、参加者の疑問にも共に考え、次につなげる。ファシリテーターの役割にについて私の中で勉強になることがたくさんでした。

 この日のワークショップも参加者の意見で終わりましょうということで、参加者の方々が学び取ったこと、感じたこと、改めて思いを馳せたことなど数名の方に発表していただき終わりました。


【パレットミーティング】

この日の午前中にパレットのミーティングも行いました。
来月は今年度の連続セミナーの最終回、クロスロードの設問についての意見交換をしました。

前回までにできているクロスロード国際協力編に加えて、「寄付」をテーマにした設問について考えました。またその内容は来月?もしくは来年?

実はその話をしている中で、来年のテーマになりそうな話題も出てきました。
社会的なお金、ソーシャルビジネスやマイクロクレジット、コミュニティーバンクなど
何に使われているかわからない寄付よりも最近では、目的をはっきり提示して資金を集める動きなどがあり、そういうことについて学びたいなと盛り上がりました!

はい。今日も学びの多い一日でございました。
大人になって一生懸命勉強すると脳みそが本当に疲れます。( ;∀;)

ozatomo

2016年1月10日日曜日

2015年12月の連続セミナー ご報告

■第3回  2015年12月13日(日)13:00~16:30  メディアが語らないアフリカ 講師:ヴァージル・ホーキンスさん(大阪大学大学院 国際公共政策研究科)

久々に参加した連続セミナー。今回の講師はヴァージル・ホーキンスさん。日本生活も18年ということで流ちょうな日本語での講座でした。

日本の報道って「国際」の部分がすくないなぁと日々感じてはいましたが、ホーキンス先生の集計した報道時間の集計、特徴をみて改めて偏りがあるんだと実感しました。
私は協力隊としての活動地がモロッコだったのでモロッコでは色んな事がフランス方式でした。
その時、日本では外国=英語圏・・・アメリカというふうにとらえがちだなと感じていました。

世の中知らないことがたくさんあるとは思うのですが、自分から積極的にメディアにアクセスすることも大事だなと思いました。日本でアフリカの報道を積極的に受けようと思うと自分から記事を探しにいかないといけないし、大変なんですけど。

アフリカにはたくさんの開発援助が入っているのになぜ貧困から脱出できないのか?
そんなお話もありました。

ホーキンス先生は将来的にはアフリカ発の情報を日本語で発信することも視野に置かれているみたいでした。(公言して実行に近づける(自分にはっぱをかける?)と後でおっしゃっていました (笑))

国際社会の問題、日本にいるとつい他人事のように目を背けがちですが「見ようとしないといけない」と改めて思いました。知ることから始まる。小さいようで大きいことのような気がします。


次回は
■第4回  2016年1月17日(日)13:00~16:30 今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエル問題から~ 
講師:丸山まり子さん(特定非営利活動法人 開発教育協会)

参加費:
  無料 *事前申し込みが必要

定員:
  各回40名

対象:
  教育機関関係者、教職を目指す学生、地域活動に取り組む方、開発教育に関心のある方

お申込み方法:
関連ファイル「2015年度 開発教育連続セミナーちらし」をご参照の上、お名前・ご所属・電話番号・E-mailアドレスを明記し、FAXまたは以下のホームページのメールフォームからお申込みください。
【申込先】FAX. (06) 6773-8421 
(公財)大阪国際交流センターHP:http://www.ih-osaka.or.jp/news/20150916_3496/
*単回のご参加も可能です。

2015年11月16日月曜日

久々にミーティング

お久しぶりのパレットのブログです。

久しぶりにパレットのミーティングに参加しました!!
新しいメンバーの参加もあり、自己紹介の脱線も想定内?!

既に今年の連続セミナー始まっています!

今回のミーティングでは第5回に開催予定のクロスロードのワークの内容がメインでした。
元々防災をテーマに作られたワークの内容を国際協力や多文化共生などのテーマに置き換えて第5回のワークで皆さんと一緒に行う予定です。

パレットのメンバーでこれまで出し合ったお題でお試しワークしてみました。
ジレンマのある問いかけについてYESかNOの答えをだし、その理由をみんなでシェアしました。

自分の中の葛藤に答えを出すこと、お題の内容に自分がなりきれる視点を持つことなど
平常ではない環境の中でどう自分に折り合いをつけるのか、、、普段の生活にあるようでない体験でした。

まだまだ内容精査中。2月のクロスロードぜひご参加ください。


***********

開発教育連続セミナーは、地球的な課題への理解→共感→行動へとつながる学びの場をつくるセミナーです。
2015 年度は、対話力やメディアリテラシーの養成、アフリカや中東地域に注目した紛争解決、日本の経験から世界の防災に生かす国際協力などを軸に、平和で豊かな社会の構築の視点から学びます。学校や地域活動の現場で応用できる参加型の講座です。ぜひ、お越しください!

■第3回  2015年12月13日(日)13:00~16:30  メディアが語らないアフリカ 
講師:ヴァージル・ホーキンスさん(大阪大学大学院 国際公共政策研究科)

■第4回  2016年1月17日(日)13:00~16:30 今世界で起こっていること~パレスチナ、イスラエル問題から~ 
講師:丸山まり子さん(特定非営利活動法人 開発教育協会)

■第5回  2016年2月21日(日)13:00~16:30  防災と国際協力~クロスロードからの学び~ 
講師:浜 尚美さん(神戸クロスロード研究会)

参加費:
  無料 *事前申し込みが必要

定員:
  各回40名

対象:
  教育機関関係者、教職を目指す学生、地域活動に取り組む方、開発教育に関心のある方

お申込み方法:
関連ファイル「2015年度 開発教育連続セミナーちらし」をご参照の上、お名前・ご所属・電話番号・E-mailアドレスを明記し、FAXまたは以下のホームページのメールフォームからお申込みください。
【申込先】FAX. (06) 6773-8421 
(公財)大阪国際交流センターHP:http://www.ih-osaka.or.jp/news/20150916_3496/
*単回のご参加も可能です。

2015年1月15日木曜日

1月の連続セミナー ご報告

2014年度の連続セミナーも最終回!

去年の企画持ち寄りのときに私がこれがしたい!と提案させていただいた
「ネルソン・マンデラの対話法に学ぶ平和構築ファシリテーション」の回でした。

一昨年、青木将幸さんが淡路島で行う一泊二日のこの企画をみてすごく行きたかったのですが
なかなか一泊二日の講座に参加するのは、なかなか勇気がいりますよね。

今回は一日(10時~16時)での開催でした。

ネルソン・マンデラは皆さんもご存知の南アフリカの元大統領。
2013年末に95歳でお亡くなりになっています。
アパルトヘイト政策の撤廃に尽力したノーベル平和賞受賞者でもあります。

そのネルソン・マンデラがあらゆる人との対話の際、使った手法を今回実践して学びます。
その内容は、単純で相手の話をじっくり聞くのですが、遮ったり、反論したりせずじっくり聞きます。
ネルソンマンデラは、どんな立場の人間にも方法で対話したのではと考えられています。

参加者の皆さんはあらゆる場でそれを使うことを想定して、様々な質問が飛び交いました。
たっぷりの質問タイムが終わったあと、対話の実践。

参加者が1対1で対話します。

まず一往復。午前中に一時間程度。

午後には40分程度の対話。

実際の対話には制限時間はありません。

対話のテーマは必ずしも対立しているものでなくてもOKなのですが、この手法は対立しているときに有効とのことでした。

参加者の皆さんは初対面の方が多く、まず対話のテーマを見つけるのに苦労していたようです
対立の場面も少なかったようで、話せば話すほど共感するというような意見もありました。

しかし、実際やってみてとことん聞くことの大変さ、理解するために聞くことの大変さなど
相手が話すあいだ、それを遮ることなく、聞きたいことがあってもただただ聞くことの難しさ。
単なる対話から見えてくるものがたくさんあったように思います。

私自身は青木さんというファシリテーターの話す間合いなど興味深く体験させていただきました。
落語家のようでもあり、僧侶のようでもあり。(すいません!^^)

人が様々な問題を抱えたときどう対処すればいいかなど、違う側面のお話なども出てきて
有意義な講座でした。

by ozatomo





2014年11月30日日曜日

11月のパレット&連続セミナー ご報告

今日の講座は午後からでしたので、午前中はパレットで集まりました。

パレットでのワークは計画していなかったので、一時間ほどの近況報告会。

話の内容は個々様々あったのですが、パレットが今後参加していけたらいいなと考えているぴったんこ隊の件を報告させていただきました。

ぴったんこ隊は豊中市で行われている小学校低学年向けのESDの講座です。

ここ最近パレットで集まるとき「ESD」という用語についての話がでていたのですが、そのことについてまた今日も話が発展していきました。(最終的には人間ってすごいね。不思議ね。という話に。)

ESDの国際会議が、名古屋で行われているニュースがNHKでやっていて、その時、NHKのニュースの中のESDの説明が私にとって、ちょっとしっくり!いったという話をさせてもらいました。

ESD=Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)

訳語的な日本語がしっくりなじまないというか入ってこないなぁと日々思っていたのですが
「持続可能な」という言葉が私の中では落ちない。

最近、政治家もこの言葉を使ってますが・・・。

*****以下NHKニュースより

ESDは、教師が一方的に教えるのではなく、子どもたちが自分で課題を考えて調査したり議論したりしながら解決方法を考えていきます。その過程で他人と協力する経験や異文化を理解する力を身に付け、環境問題や民族対立など国際社会が抱える課題を解決する人材を育てようというもので、各地の学校で取り組みが進められています。
*****

わかりやすくないですか?

でもなにか足りない??

そこで家庭科の教科書にある言葉が紹介されました。(言葉端折ってますけど。ごめんなさい)
持続可能・・・未来を考える
        今の人も、未来の人も同じ生活ができる。
        同じ時代の私も世界もみんなが幸せを感じる。
        地球を構成するみんなが、つまり人間も生き物も。

また何かの機会にまとめたいと思います。|д゚) 

と前置きが長くなりましたが!

連続セミナーの第四回「世界がもし100人の村だったら」誕生と、その後の世界
についてのご報告。

前半は、ワークショップ形式で100人村を感じました。
私自身は100人村は初めての参加でワクワクしてたのですが。
やっぱり学生時代にこんなことやりたかったなぁ。と思いました。

参加者の中からは、このような世界を知った上で、実際に自分ができることを見つけるのは
難しいということや、平等にすることの大変さ、むずかしさを感じたという意見が出ました。

後半にはグループに分かれて
ここ10年の世界の変化や課題として挙げられたことなどをグループの中でブレーンストーミング形式で数多くを出し合い、話し合いました。
グループの中には10年前は、まだ小学生だったという人もいたりして。様々な社会問題がでました。ネガティブなことだけではなく、いいことはない?ということで話たりもしました。

最後講師の方から、「このワークをすると世界のためになにかしよう!とする優しい自分が見えますね。その「自分のやさしさ」を誰かに与えてください」という言葉が印象的でした。

次回は今年度最終回
2015年1月11日(日)10時~16時
ネルソンマンデラの対話法に学ぶ平和構築ファシリテーションです。

2014年10月19日日曜日

10月の自主講座&連続セミナー ご報告

 午前中はパレットでゆるりと集まり。まず近況報告。

今日のパレットは、原発のワーク。軽くフォトランゲージ。
三年以上を経て、テレビニュースからも緊迫した情報が少なくなったせいか人々の意識も薄らいでいる感じ。ここが関西だからでしょうか?
三年以上たった今も、ノーコントロールな原子力発電。
今日は久々にあの時の気持ちを思い出しました。

さて午後は連続セミナー
「フェアトレードの背景と展開~フェアトレードタウン運動を通して~」

前半は佐藤友紀さんのワーク。フォトランゲージで世界の貿易を眺めました。

後半は名古屋でフェアトレードタウンの活動をしている土井ゆきこさんが講師となり現状を知ることが出来ました。

昨年度のセミナーでも取り上げたフェアトレードですが、昨年同様このテーマはいつもより若い女性の参加者が多いように思いました。フェアトレードに既にかかわっている人や、学校教育でフェアトレードの題材を取り入れたい人などもいたようです。

土井さんのお話の中では、土井さん自身がフェアトレードにかかわるきっかけなどをお話ししていただきました。フェアトレードは途上国支援だけではなく、自分たちにとっても「生き方を問う」ものだということ。そこから見えてくるいろいろなもの、つながり。土井さんの行動力、人とつながって形にしていくお話、、、参加者の心をつかんでいました。

フェアトレードからつながる開発教育への可能性、学べること。自分の中にもっともっと取り込んでいきたいなと思いました。そして継続することによって得るもの。私もしっかりつかんでいきたいなと思いました。

環境を守るために、一人一人が行動を起こすことにつなげる。
50年後の環境のために。
フェアトレードを知ることによって気づくことがまだまだありそうです。

by ozatomo



2014年9月7日日曜日

2014年度 連続セミナー始まりました。

もうすでに第一回は特別編 国際教育セミナーとして終了していますが

今日は二回目。「開発ファシリテータースキルアップ~基本から応用へ」でした。
JICA関西教師海外研修 OB会の山中先生と渡辺先生の講座。

渡辺先生はグーグルアースを使った実践報告でした。

パームヤシを題材にしたワークではグーグルアースで実際の地形を見ながら
問題解決の糸口を探しました。
何度もパーム油の教材には触れているつもりでしたが、毎回いろんな知識が得らます。

山中先生は、まず「開発教育ファシリテーターって何?」という質問から。

ファシリテーターは進行役。。。だけど開発教育がつけばどうなるんだろう?
そんな話題からワークは進みます。

今日は「平和」をテーマに取り上げて
戦争ってなんでおこるんだろう?というこようなことを考え、最後は
マイクロラボという手法を使ってファシリテートすることについて学びました。
マイクロラボでは一緒にみんなで考えて、言葉をうけとめることや、対話することについて
学ぶことができました。

最後に最初に出た「開発教育ファシリテーターって何?」という質問を再度投げかけると・・・

・意見や思いを引き出す役
・価値を揺さぶる役
・正直な気持ちを言ってもいいという雰囲気を作る
・素材の提供者
・共有する
・考える場をつくる役
・行動にうつせるきっかけをつくる役

などがでてきました。

他者との関係の中で学び続けることが必要だなぁと再認識させられた一日でした。


次回は10月19日
第3回 フェアトレードの背景と展開~フェアトレードタウン運動を通して~ 
申し込みは一か月前からアイハウスのHPでお願いします。
http://www.ih-osaka.or.jp/news/

今回は休憩時間にフェアトレードコーヒーも販売されました。本日のコーヒーはインドネシア!