【2016.2月 連続セミナー ご報告】
■第5回 2016年2月21日(日)13:00~16:30 防災と国際協力~クロスロードからの学び~
講師:浜 尚美さん(神戸クロスロード研究会)
講師:浜 尚美さん(神戸クロスロード研究会)
一昨年のワンワールドフェスティバルで、パレットの前身の集まりに参加していた仲間に再開しました。その時に「もともと防災のゲームなんだけど、国際協力をテーマにしているゲーム作りをしている」と耳にして、今年度やりたいこと!の中で提案して実現した回でした。
このクロスロードは、阪神・淡路大震災での経験がもとになった教材で、「クロスロード(CROSSROAD)」とは、「岐路・分かれ道」という意味です。災害対応などの難しい選択肢を前に、決断をすることを疑似体験できるゲームです。
「私」が置かれた局面で、「YES」「NO」のどちらかを意思表示します。
全員同時にカードをオープンしたあと、自分の言葉でその理由をグループ内でシェアします
浜さんのゆったりとにこやかなファシリテーションも良い雰囲気でした。
私は防災のゲームをにこやかにできる今日の自分の時間はありがたいなぁと思いました。
神戸の地震から21年。
東日本の大震災から5年。
まだまだ笑顔で過ごされない現実もあるのですが・・・
5年前東日本大震災が金曜日に発生してその週末も確か連続セミナーでした。
ある意味異様な雰囲気でした。
ある参加者はこんなことをしている場合ではないとおっしゃっている方もいたり。
私たちは災害の経験から、備えを学んでいるはずですが、なかなか行動できていないこともあるのではないでしょうか?ゲームの途中に浜さんが何度かおっしゃっていた「こういうことを家族で話し合っておく必要がありますよね。」一つでも家族と話し合っておきたいと思いました。家族をどうやって守る?どうやって行動する?などなど。
浜さんの防災編のあとパレットが作成した国際協力編をやってみました!
海外経験者とそれ以外の方で考え方が違っていたような気がしました。
ゲームという手法を用いて、普段話にくいことなども役になりきって話し合えたり、純粋にゲームに勝つということにこだわったり。様々な場面で応用して使えるクロスロードからの学びでした。
クロスロードの教材は京都大学の生協さんで買い求めることができます。
クロスロードの教材は京都大学の生協さんで買い求めることができます。
午前中にはパレットの集まりもしました!
来年度に向けてのお話もちらほら。
来月からミーティング&自主勉強会も引き続きます。